新型コロナウイルスに対抗!整体で免疫力アップ!
整体で免疫力アップする科学的根拠!

【コロナウイルスに対抗するための免疫力強化の要は“骨”】

■骨が免疫力を高める

骨は体を支える骨格としての役割がありますが、実はその他にもいくつかの大きな役割を果たしているのをしっていますか? 
いくつもある骨の役割の中でも大きいものに「免疫機能のコントロール」としての役割があります。

骨を作る「骨芽細胞」は筋肉や脂肪と同じ類の細胞ですが、骨を壊す「破骨細胞」は血液の細胞と親戚同士です。
骨の代謝と免疫反応のメカニズムは共通するところが多いのです。

骨の中にある骨髄で免疫細胞は作られ血液中に放出されるのです。
ですから、骨が健康で強くなければ免疫力も低下するのです。
その骨を健康に維持するには骨への刺激を運動や整体等で定期的に与えなければいけないのです。
骨は刺激されることにより、今のままでは折れたり損傷するかもしれないから強くなろう、健康になろうとするのです。
逆に運動や整体で骨を刺激しない状態が長く続くと骨は強くなくても大丈夫だと思い弱まり、免疫力や造血作用などが落ち
骨粗しょう症の温床となります。

 


■骨に負荷がかからないと骨は劣化します。


これは話題になった「NHKスペシャル人体”骨”が出す!最高の若返り物質」の内容からなのですが、
実は骨細胞には「骨にかかる衝撃を感知する」という働きもあり、衝撃があるかないかによって、新しい骨を作るペースを決めているのです。
骨に「衝撃」がかからない生活を続けていると、骨細胞が「スクレロスチン」※1をたくさん出して、骨芽細胞の数を減らし、骨の建設を休憩させてしまうことが、最新の研究でわかっています。
つまり運動をしないで一日の大半を座って生活している現代人は、スクレロスチンが大発生し、知らないうちに骨粗しょう症が進行している可能性があるのです。
骨芽細胞が出す別のメッセージ物質に「オステオポンチン」というのがありますが、オステオポンチンが減少すると、骨髄内で生まれる免疫細胞の量が低下する。
免疫細胞の量が減れば、免疫力が下がり、肺炎やがんといった病を引き起こすリスクがあります。


1 スクレロスチンは、骨細胞が出すこのメッセージ物質の一つで「骨を作るのをやめよう!」というちょっと変わった内容のメッセージです。骨細胞は骨の量が増えすぎないように、スクレロスチンによって、骨を作る「骨芽細胞」の数を減らします。ところがスクレロスチンが出過ぎてしまうと、骨量が減ってしまうのです。

    


■免疫力は骨髄でつくられる

免疫力の主役は、リンパ球の一種であるNK細胞です。
このNK細胞の活性(NK活性)が
高い人は免疫力が高いといえます。
免疫力はどこでつくられるのか、つまりNK細胞などの
免疫細胞はどこでつくられるか、答えは骨の中にある骨髄という器官になります。
骨は、単に体を支える硬い棒ではなく、その中腔を脊髄という神経組織がとおり、ゼリー状の造血組織である骨髄も存在します。
血液中の白血球、赤血球、血小板は、すべてここでつくられて
全身に供給されるのです。
そのうちの白血球が、NK細胞を含む免疫細胞に当たります。
免疫細胞にもさまざまな種類がありますが、リンパ球、単球、顆粒球に大きく分けられ、免疫力の要”NK細胞はリンパ球の一種です。
免疫細胞をつくる造血機能を骨髄が担っているわけですから、骨が元気であることと、造血機能は無関係であるはずがありません。


    




■コラーゲンを摂ると骨密度が上がる
骨の構成成分のおよそ3分の1はコラーゲンです。そして、コラーゲンを土台としてカルシウムやマグネシウムが結合し弾力のある骨を形成しています。ですのでコラーゲンが増えれば骨が強くなり→骨髄が増え→免疫力が強化されるということになります。




【結論】

整体で骨に適度な刺激を与えることにより、骨が強くなり免疫力の強化が期待できる。
(その他にも、血行改善・自律神経の安定・筋肉への刺激などによっても免疫力は強化されます)



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